納棺から納骨までにやっておくこと

8.通夜振る舞いをする

通夜が終わったのち、弔問のお礼として酒や食事を供することを通夜振る舞いといいます。故人の供養の意味も込められています。

弔問客と僧侶を案内する

世話役は随時、焼香が終わった弔問客を、通夜振る舞いの席へと案内します。

通夜振る舞いの部屋に全員が一緒に集まれる場所は、席次をある程度決めておき、そちらに案内するようにします。

僧侶は喪主があいさつと打ち合わせをしたのち、世話役が通夜振る舞いの席に案内します。僧侶には最上席を用意します。

通夜振る舞いを始める

通夜振る舞いは弔問のお礼と故人をしのぶことが目的なので、あまり大げさにはしません。料理も大皿に寿司やサンドイッチなどを盛って、各自が自由に取り分けられるようにします。ただし、地域によっては盛大に行うところもあるので、土地のしきたりに合わせてください。

また、立食形式にしたり、焼香の終わった人から順に案内して、退席も自由にしてもらう場合もあります。

喪主や遺族は全員の焼香が終わったあと、通夜振る舞いの席へ移ります。

弔問客が遅れてきた場合

弔問客全員の焼香が終わると通夜は終了となりますが、受付には人を残して、遅れてきた人への対応ができるようにしておきます。遅れてきた人に対しては、受付がすみ次第、焼香してもらい、通夜振る舞いの席へと案内します。

通夜振る舞いをしない場合

通夜振る舞いの会場が用意できないなどの理由で、通夜振る舞いをしないこともあります。その場合は酒と折り詰めなどを用意して、弔問客に持って帰っていただくようにしましょう。

喪主があいさつをする

弔問客が一同に会している場合は、始めに喪主がひとこと弔問へのお礼を述べます。また、一人ひとりのもとを回ってあいさつをすることもあります。

通夜振る舞いの席では、喪主や遺族があいさつをしなくても失礼にはあたりませんので、そのときの状況で判断して差し支えありません。

通夜振る舞いを終える

通夜振る舞いの時間は、ふつう1時間くらいが目安です。頃合いをみて、世話役代表が締めのあいさつをして、お開きとなります。

弔問客が帰る際は、世話役が出口のところで清めの塩や通夜返礼品、弔問礼状などを一つにして紙袋などに入れたものを弔問客に渡します。そのとき、遺族は見送りはせず、通夜振る舞いの席で一礼します。

香典の保管、葬儀の打ち合わせをする

通夜のあと、会計係は香典を袋から出し、金額、住所、氏名を香典帳に記入します。これは必ず二人で確認しながら行うようにし、金額が合ったら遺族に渡します。

当日はあわただしく人の出入りも多いので、遺族は間違いのないようにきちんと保管しておいてください。葬儀社はふつう香典は預かりません

また、喪主と世話役代表、葬儀社のあいだで翌日の葬儀の打ち合わせをしておきましょう。各世話役の配置を確認し、葬儀の進行を頭に入れておけば安心です。

世話役に食事を出す

僧侶と弔問客が帰ったら、世話役の人に食事をとってもらいます。もし皆が疲れていたり、時間が遅くなっているようなら、折り詰めなどを持ち帰ってもらいます。その際、心づけ(2,000〜3,000円)を渡したほうがいいでしょう。

夜伽(よとぎ)をする

弔問客などが引き上げたあと、遺族はひと晩、故人を守るための線香を絶やさないように夜伽をします。最近では遺族が交代で務めたりすることが多くなっています。また、会場の都合で夜は付き添えないところもありますので、個々の事情に合わせて判断しましょう。

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