納棺から納骨までにやっておくこと

7.遺体を安置する

引き取った遺体は、納棺までの間、布団を敷いて安置します。枕飾りをし、枕づとめをするなど、遺族だけで最後の別れをします。

安置場所を整える

遺体が搬送されてくるまでの間に、安置する場所を整えます。

自宅の場合は、出棺時のことも考慮して間口を広く取れる部屋を選び、日常の細かいものは別の部屋に移すなどして部屋を片付けておきます。

遺体を安置する

遺体を安置する布団は、遺体が温まらないように、敷布団、掛け布団ともに薄手のものを用意し、敷布団には清潔なシーツをかけておきます。

遺体は頭を北側にする北枕で安置します。これは釈迦が亡くなったときの姿にならったものです。ただし、部屋の構造上などで北向きに出来ない場合は、西向きでも構いません。

布団に寝かせたら顔に白布をかけ、両手首に数珠をかけて、胸のあたりで合掌させます。

掛け布団は頭側と裾側を上下逆にかけて、胸のあたりに守り刀としてナイフなどの刃物を刃先を足元に向けて置きます(浄土真宗では、守り刀を置きません)。

また、腐敗を防ぐために遺体にドライアイスを入れます。ドライアイスは葬儀社の方で用意してくれます。

以前は夏場のみ入れていましたが、最近では冬場でも入れるのが一般的のようです。

枕飾りをする

遺体の枕元には、死者を守り成仏できるように、枕飾りをします。枕飾りには、白木の台か白布をかけた小机の上に下記のものを並べます。

  • 香炉(線香を1本立てる)
  • 燭台(ろうそくを1本立てる)
  • 花立て(しきみを1本さす)
  • 鈴と鈴棒
  • 水を入れた茶碗
  • 枕飯(故人が使っていた茶碗に飯を山盛りにして故人の箸を立てる)
  • 枕団子(上新粉で作った団子を6個供える。地域によっては個数の異なるところもある)

枕経をあげてもらう

枕飾りが整って落ち着いたら、僧侶を迎えて、故人の成仏を願うお経である枕経(まくらきょう)をあげてもらいます。

遺族もそろって僧侶の後ろに控え、故人の冥福を祈ります。これを枕づとめといいます。枕づとめのときは、喪服を着なくてもかまいません。

最近では、枕づとめを通夜のときに合わせて行うことも多いので、僧侶に確認しましょう。

遺体の安置にかかる費用

  • 安置料
    • 遺体を葬儀社に安置したときの遺体預かり料は1〜2万円程度。年末年始やマンションの場合など、葬儀社に預けるケースも増えています。
  • ドライアイス代
    • 平均で8,000円くらい。ただし、遺体を冷やすためのドライアイスは、故人の体格によって使用する量が異なりますので、当然それに伴って値段も変わってきます。
  • 枕飾り代
    • 依頼する葬儀社や枕飾りのタイプによっても値段は変わってきますが、だいたいの相場は12,000円くらいです。
  • 僧侶のお車代
    • 1万円程度。ただし、遠方から僧侶を迎える場合は、その交通費に相当する額を渡します。
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