納棺から納骨までにやっておくこと

法要の準備をする

故人の供養をするために法要を営みます。遺族は法要の方針を決め、僧侶に依頼し、参列者に案内状を送るなどの準備をします。

法要の意味と種類

法要とは故人の冥福を祈り、供養する行事をいいます。遺族や親族が集まり、僧侶に読経をしてもらい焼香します。四十九日の忌明けまでは、7日ごとに法要を行います。これは7日ごとに受ける閻魔さまの裁きで罪が軽くなるように祈るためとも、7日ごとに生まれ変わるためともいわれています。これを中陰供養といいます。

現在では省略して初七日を還骨法要と一緒に葬儀当日に営み、納骨を三十五日や四十九日の法要と合わせて行うようになってきています。その後は百か日の法要を行い、年忌法要へと続きます。年忌法要とは亡くなってから1年目に一周忌を営み、以降は三回忌、七回忌と続きます。また、故人が亡くなった日を祥月命日(しょうつきめいにち)として毎年供養します。

法要方針を検討する

まず、法要を営む日時や場所、形式や規模を遺族で相談して決めます。これらの準備は、法要を行う日の2ヶ月前くらいからするとよいでしょう。

日時

必ずしも命日当日に行わなくてもかまいませんが、命日よりも前にはとり行うようにしましょう。参列する親族の都合も考えて、日取りは早めに決めたいものです。また、僧侶に読経をお願いする場合は、僧侶の都合を優先します。

場所

自宅や寺院のほか、近くの料亭などに場所を設けることもあります。

規模

親族のほかに、親しい人にも参列してもらうのか、それともごく身内内だけで行うのかなどの規模を決めます。

僧侶に依頼する

寺院への連絡は、誰の何回忌の法要か、希望する日時、場所、参列者の人数などを伝えましょう。卒塔婆を立てる場合は、その用意も依頼します。

また、僧侶には法要のあと、お布施を不祝儀袋に入れて渡します。お布施の金額は年配の親族や葬儀社に相談しましょう。

法要の日時を知らせる

法要の日程が決まったら、参列者に案内状を送ります。通夜や葬儀とは違って出欠の確認を必要とするので、1ヶ月位前には送るようにしましょう。ただし、身内だけで法要を営む場合は、電話で連絡してもかまいません。

参列者の人数が確定したら、引き出物や会食の手配をします。引き出物の品物は香典返しと同様に考えればよいでしょう。水引は黒白か銀で引きます。会食は、料亭や仕出しの予約をする際に法事であることを伝えれば、場に適した食事を用意してくれるでしょう。

自宅で行う場合は、仏壇をきれいにそうじして、法要を営む部屋に移動させたり、参列者の席の準備をするなど、式場の設営も必要です。

また、寺院で法要を行い、そのあとに参列者が墓参りをするようであれば、遺族は事前に墓やその周辺のそうじをしておきましょう。

法要にかかる費用

法要では、僧侶へのお布施、飲食費、参列者に渡す引き出物代などの費用がかかります。お布施は葬儀のときよりも少なめの金額にするのが一般的です。これらの出費は参列者からいただく香典によって補われます。香典の金額は、参列者の年齢や故人との関係の深さ、法要の種類などによって異なりますが1〜3万円くらいが多いようです。

内容 金額(一人あたり)
お布施 3〜5万円
料理 5,000〜8,000円
引き出物 2,000〜3,000円

お盆とお彼岸

お盆には先祖の霊が家に帰ってくるとされています。そこで、先祖の霊をお迎えし、送り出す供養を行います。特に故人が亡くなって初めて迎えるお盆を新盆(にいぼん)といい、地域によっては、盛大に営みます。

先祖の霊が戻ってくるのは8月13日、帰るのは8月16日あるいは15日です。地域によっては旧暦で行うところもあります。

彼岸とは浄土(仏が住む世界)のことをいい、先祖に感謝し、彼岸へ渡れることを祈るのが彼岸の行事です。春分の日秋分の日と、それぞれ前後の3日間を合わせた1週間がお彼岸の時期です。

特にしきたりはなく、お墓参りをしたり仏壇に供物をして、先祖を供養します。

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